- 上のコオロギの絵は作品例とします、絵の右下にはQRコードのタグが付けられています、拡大QRはその例でスマホで読み取ることができます、その内容は絵のタイトル、作者プロフィール、絵の解説等と最後に頒布価格が描いてあります、そうです自分の絵を販売することができるのです、そうしたくない時はこの例のように非売品とすればいいのです、価格等を紙のシールで直読させるのは作者の多くにとって抵抗があるでしょう、しかしスマホでワンクッション置くことによりこれを緩和できます、
- ギャラリーは気に入った絵があればスマホを当てて作者のプロフィール、価格などの資料を得ます、価格に妥協して入手したくなった場合は実行委員会に連絡してその場で取引(キャッシュレス決済)が完了します、売り上げは作者7割、実行委員会2割、場所提供者1割といった具合に配分します(率は仮)、
- 展示は純粋な絵画に限らずポスター、イラスト、リトグラフ、漫画、アニメセル画、タペストリ、写真、CG、手芸、書道、等自作品であれば門戸を広げます。
そのメリットは
画学生にとって自作品が気軽に売れて潤えば、モチベーションも上がるでしょうし、向かないアルバイトをするよりも実力画力向上を伴うので一石二鳥です、
又、学生ではなくても芸術を特技とした隠れた実力者も世の中には沢山います、個展は無理でも、これなら費用も掛からず自分の作品を多くの人に見てもらう喜びが得られ、評価を得れば買い手も現れるのですから、願ってもない場所になるのではないでしょうか。
一般的なギャラリーやデパートなどの展示会では作品が売れると作者の取り分は5割だそうです、アートの街は7割ですからかなり有利です。
ここで疑問に思われるのは、そんな買い手がいるのかと言うことでしょうが
私は「いる」に賭けます、混沌とした現世、自分の波長に合った作品に出合うと無性にほしくなるものです、その人にとって掘り出し物であり、並みのサプリメントを凌ぐ精神安定効果があるでしょう、
また作品に将来性の光を見い出せばバイヤーは投資目的でも求めるでしょう、この流れが出来れば新進の作家がこぞって参加するようになり、さらに活気づきます、
純心な芸術が基本としても、それが
自由で泥臭い「芸術市場」に広がっていっていく、それはそれで有りと思っています。
スタートしてからしばらくは取引ゼロ状態が続くかも知れません、そのうちに火が点きはじめると右肩上がりが期待できます。
実行委員会の収益はそれに応じて街に還元します、絵の管理には人手が必要となりますから、専業主婦、高齢者、など働きたいけど時間が取れない、体力に自信がない人でも我家の周辺がテリトリーですから無理なくアルバイトが出来ます、内容は未定ですが理想は
町内住民全員が何らかの形で実行委員会委員と関係を持つということです。
町に人が集まれば休むところが必要になります、するとやがておしゃれなカフェ、ファストフード、レストラン、グッズショップなどが出来てくるでしょう。実行委員会直営店も出来たらいいですね、
この壮大な企画のわりに初期投資は少なく済みます、街並みを変える必要もなく始めは新しい施設もなくて済みます
ただ初期投資が少なくても済むとは言っても、その小資金はどうすればいいか、考えどころです、有力なのはクラウドファンディングですが、区の助成等があれば利用したいところです、これは実行委員会の最初の実仕事になるでしょう。
(将来は実行委員会のきちんとしたスペースが欲しいですね)
これまで甘い見通しで綴りましたが、
このビジネスモデルはユニークで時代に合った
システムといえるのではないでしょうか(自画自賛)